Gibson
Les Paul Recording Walnut

“パーソナル”や“プロフェッショナル”の後継機種として1971年から1980年までの間に生産されたGibson Les Paul Recording。1970年代前半に製造されたと思われる個体が入荷致しました。

マホガニー×メイプル×マホガニーの所謂パンケーキ構造の13 1/2インチ幅を採用したボディに3ピース・マホガニーネック、ローズウッドフィンガーボードをセットしたウッドマテリアル。
レンジの広い出力が特徴的な、エンボス刻印が施されたローインピーダンス・ピックアップを搭載。
コントロールはマスターボリュームから始まりディケイド、トレブル、ベースを配置。スイッチはフェイズスイッチ、インピーダンスL0-HIの切り替えSW、3-Way Bypassスイッチとなっています。
ディケイドはハイインピーダンス選択時に有効で、10段階のハイカット・ロータリースイッチです。
3way Bypassスイッチは、このギターに搭載されたコントロールの一部をバイパスするスイッチとなっており、

1…Volume + Decade only Avirable（ボリュームとディケイドのみが有効）
2…All Controll Avirable（全てのコントロールが有効）
3…Treble / Bass Bypass（トレブルとベースのみバイパス）

となっています。

シリアルナンバーは1970年~72年、もしくは1974年~75年に該当し(Gruhn's Guide参照)、確認できるポットデイトは1971年となっています。
フレット&ナットの交換が施されており、交換後はあまり使用された形跡はなくフレットはしっかりと高さを残しています。トラスロッドやネックの状態も問題ございません。
擦り傷や弾き傷、打痕、ウェザーチェック、塗装剥がれ等がしっかりと確認できる外観状態。またボディトップの正面から見て左下辺りに塗装が濃くなっている箇所が見受けられます。使用感は多く見られるものの演奏性に関わるような致命的なダメージは無く、プレイやアビリティの高い1本です。

その他にご不明な点がございましたらお気軽にご連絡下さいませ。
なかなか入荷する機会の少ない希少なモデルです。お見逃しなく！

重量：約4.39kg
※汎用ハードケースが付属致します。